美味しかったランチのお店は、しばらく頭の中をさまよいます。
みなさんもそんなことってありません？

私の場合は、3つの妄想がしばらくつきまといます。

ひとつめは、ぜひ、もう一度行きたい！
→でも、まだ紹介しきれてない新しいお店にも行きたい（汗）

ふたつめ、その時に手が出なかった、少し高めのランチも試してみたい！
→でも、懐がさびしい（涙）

そして、みっつめ。夜にお伺いして、お酒と一緒にゆっくりと堪能したい！
→でも、その余裕もないし、懐も寒すぎる（タメ息）

こんな状態が長く続くのは、精神衛生上決してよくありません。
そんな時は、再来店し、一番高いランチを食すべき理由をすらすらと思い浮かべます。

別に夜家を空けてお酒を飲むわけでもないし（うんっ）、昨夜は遅くまで働いたし（お疲れっ！）、運動会のお弁当作り頑張ったし（朝5時起き）、炎天下の草むしり終わったし（UV対策万全）、今度のランチの記事は、記念すべき23回目だし（数字のキリ悪すぎ?!）、数週間前、部屋にいたクモを逃がしたし等々...少し強引な気がするのは、軽く流して。

そうすると、あら、不思議！
なんということでしょう♪　自分が1000円超えのランチを食べるに値する人間に思えてきます。まさに、劇的
ビフォーアフター。

そろそろ自分にご褒美を！そう、思い立ったその日が吉日です。（うん）

（前置きが長くなりましたが）
前回、「カネローニ」なるお料理を初めていただいた、佐賀北郵便局隣のサンクオーレさんにまた伺いました！
意を決して、牛ヒレステーキセット 1,250円を注文。（家族には内緒です）

まず、サラダとスープ。新鮮なお野菜にフルーツ味のさっぱりとした爽やかな自家製ドレッシングがかかっています。他では味わえないドレッシングです。スープは、あっさりめの上品なクリームスープです。

出来立てフレッシュ、やわらかくて、しっとりモチモチ日本人好みのパンです。口の中にひろがる味わいは自家製のパンならではですね。メインが来る前に、食べちゃったので、おかわりが欲しくなります。

さて、メインディッシュ、お肉とお野菜がかわいく盛られています。
赤と黄色のパプリカ、ブロッコリー、えんどう豆、アスパラガス、ズッキーニ、ナス、エリンギ、クレソン。どのお野菜も調理加減が絶妙で食感とそれぞれがもつ本来の味を楽しめます。

ブロッコリーなどは、自家製でしょうか？青臭くない新鮮な味わいと凝縮されたお野菜特有の甘味があいまって、なんとも云えない美味しさです。

さあ、牛ヒレのステーキ。
ホントやわらかい赤身肉、サッパリしているのに噛むほどに甘く、味が染み出てきます。
ほどよい食感と濃厚な味に思わず舌鼓を鳴らすおいしさです。メンズには、少し物足りない量かもしれませんが、いやぁ～これで1250円は納得プライス。
夜来たら、倍はするだろうし、たまのプチ贅沢には、最適です！

あれれ、満足感に背中を押され、デザートを注文しちまった...
ガラスのショーケースにある本日のケーキから選べます。
ショーケースの前に立つと、美味しそうなケーキたちから一斉に見つめられます。
ガトーショコラ、モカシフォン、オレンジムース、いちごムース、レアチーズ、ココアムース、ストロベリーチョコ、抹茶ケーキ。

モカシフォンを選びました。
ホイップクリームとシナモンパウダーがかかったふわふわのシフォンケーキの横には、新鮮ないちごとミントの葉が添えられています。これを食べにだけでも来たいデザートです。

住宅街のカジュアルな洋食屋さんですが、しっかりとした本格イタリアンが楽しめます。
オーナシェフは、大和にあった「吉野屋さん」で修業をされたそうです。
ランチは、予約できないので、少し早めに来店したいですね。