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ぐるり100円の旅

節分大祭に行く

豪華4人旅の巻

2010/02/04

今回の取材のテーマは節分です。
博多区にある「櫛田神社」「東長寺」の節分祭に参加してきました。
取材担当は、前回に引き続きキャサリン、ジャスミン、デイジーに加え、今回が初取材となるカメラマンN氏。
今回も例によって100円を握りしめて行ってきます
今回も例によって100円を握りしめて行ってきます
総勢4人の取材チームを率いるキャサリン。<br>「行ってきまーす」
総勢4人の取材チームを率いるキャサリン。
「行ってきまーす」

4人で仲良く天神から櫛田神社まで歩きます。

腑甲斐ない取材ディレクターのキャサリンの姿をアシスタントのデイジーにばっちりとられていました
腑甲斐ない取材ディレクターのキャサリンの姿をアシスタントのデイジーにばっちりとられていました
キャサリン「こっちであってます?」
N氏「いや、それだとちょっと遠くなるのでこっちから」

と今回のナビ役を完全にN氏に押し付けるキャサリン。
常に適当なキャサリンに対し、N氏はばっちり取材ルートを調べてくれていました。
N氏のおかげで迷うことなく櫛田神社に着くと、ちょうど豆まきが始まるところでした。
急いでお多福さんをくぐります
急いでお多福さんをくぐります
福よ、来い
福よ、来い

場内は結構賑わっています。

通勤電車よりつらい節分祭…
通勤電車よりつらい節分祭…
必死で手を伸ばしています。
 
バーゲンも初売もデパ地下も、大の苦手で、常に人ごみを避けて生きるキャサリンにはちょっとつらい豆取り合戦。
しかし、キャサリンには編集部に福を持ち帰るという使命があります。

押し合い、へし合いしながら……

 

取った!! 豆をつかみました!
 

え? 写真が嘘くさいですか? はい、その通りです。この写真は再撮です。
あまりの人の多さに豆取得の瞬間はおさえられなかったんです。

ちなみに、豆はこんな感じで小分けにされています。
一袋とはいえ豆をゲットしたことで、なんとか編集部への面目を保つことが出来たところで、安心して後ろを振り返るとそこには鬼がいました。
なんとも穏やかな雰囲気で棍棒を構えてくつろいでおり、まったくもって邪のオーラを漂わせていません。
親切にも写真撮影にも応えてくれています。

そんな親切な鬼たちをさらりとかわして境内へ向かいます。

出店もたくさんありました
出店もたくさんありました
うーん、混んでいます……(←人混み苦手)。<br>なんとか参拝客の最後尾につけるキャサリン
うーん、混んでいます……(←人混み苦手)。
なんとか参拝客の最後尾につけるキャサリン
なんとおみくじが4ヶ国語対応です!!<br>(日本語・英語・中国語・韓国語)<br>福岡は本当にインターナショナルな都市ですねー
なんとおみくじが4ヶ国語対応です!!
(日本語・英語・中国語・韓国語)
福岡は本当にインターナショナルな都市ですねー
なんとかお参りを済ませましたが、なんだかどっと疲れが出ました。

と、疲れ切ったキャサリンの目に、おみくじの販売機が飛び込んで来ました!
無類のおみくじ好きで知られるキャサリン、気分が上がってます。
キャサリンなどという紛らわしい名前で活動していますが、日本生まれで日本育ちの生粋の日本人のキャサリン。
もちろん母国語は日本語です。
当然、日本語でおみくじを引きます。
N氏も、
デイジーも、
ジャスミンも、
みんな引きます。
4人で見せ合いっこです。
なんと「大吉」はキャサリンだけ。

キャサリンの高笑いは境内をこだまします。
「おほほほー。今年は私の年よ!」(←地獄に堕ちるタイプ)

ご覧下さい、このコピーを。
「時を得竜天を昇が如し」
なんとも素晴らしいコピーではありませんか。
既にアシスタントも二人ついたことですし、今年は飛躍の一年になりそうです。

おっと、ここで手を清めていなかったことに気づきました。
慌てて手を清める取材チーム。
水が冷たくて結構、手が冷えます。
先程から出店が気になっていたキャサリン。
「もちでも食ってあったまりましょう」と、大吉で勢いづいたキャサリンがもち屋へみんなを誘導します。
目の前で焼きたてのお餅を包んでくれます
目の前で焼きたてのお餅を包んでくれます
スタッフの分をまとめて買おうと並んでいると、後ろにデイジーとジャスミンが並んでいました。
不思議に思って聞くと、家族へのおみやげを実費で買うとのこと。
自分の幸せしか考えない独り者のキャサリンとは対照的に、デイジーとジャスミンは、家族思いで優しいですね。
私も人に優しくなりたい(←何気に4年前から人生のテーマにしている割にまったく進歩がないです(泣))。
さて、「櫛田神社」の次は「東長寺」に向かいます。
人類稀に見る、節分祭のはしごです。
「櫛田神社」から「東長寺」まで、結構な距離を歩きました。
「東長寺」は空海が建立した寺院で、真言宗九州教団に属します。
高野山(真言宗高野派)で修行した3ヶ月を思い出し、懐かしいお経を聞き入っているキャサリン。
辛かったなあ~、高野山での修行は。
もう二度と高野山に行くことはないと思いますが、苦しいときはお大師様が助けてくださると信じている、なにげに信心深いキャサリンです。
お、本堂の隣で甘酒が無料で配布されています。
「生姜入りであったまる~!」
のですがキャサリン好みの味じゃなかったので、デイジーに飲んでもらいました。
無類の甘酒好きのデイジー、「何杯でも飲めます!」とのこと。
そうこうしながら境内を見学しているうちに、東長寺でも豆まきが始まりました。
こちらでは福岡に留学中の外国人留学生たちが七福神に扮して豆をまいています。
キャサリン、ここでも必死に手を伸ばします。
ご覧下さい、この勇姿を。

しかし、思いは届かず、豆ゲットならず……。
無念、無念です。
ところが、なんとジャスミンは大量に豆をゲット! アメ玉までも手に入れています。
う、羨ましい。
私もアメが欲しい、欲しい、欲しい~!
バレンタインもひな祭りもハロウィンも、常にお菓子をもらうことだけを考えているキャサリン。
何度、寺で修行してもエゴを捨て切ることができません。
なお、「東長寺」では大仏さんを無料で拝観できます。
とても大きな大仏さんで、大仏さんの台座の下には「地獄めぐり」(暗闇の中をひたすら進む)もあります。
暗所恐怖症のキャサリンは、「地獄めぐり」をすることができませんが、ご興味のある方はぜひ。
(写真撮影禁止のため写真なし)

さて、本日の二大ビッグイベントはすでにこなしましたが、ついでに付近の寺社仏閣を少し訪れることに。
「若八幡宮」
厄払いで有名な神社だそうです。
割と小さめの境内でしたが、その境内のどこへ行っても行列ができており、本当に賑わっていました。
こちらは「承天禅寺」
麺類、おまんじゅうの発祥の地だそうです。
ここは参拝客が少なくて、厳かな雰囲気が漂っていました。
空が、太陽が、とても綺麗です
空が、太陽が、とても綺麗です
素敵な石庭
素敵な石庭
密かなパワースポットです
密かなパワースポットです
あまりにも美しい自然光に、N氏のカメラマン魂に火がつき、この日一番の渾身のショットがここで誕生しました。
今回は、元気いっぱい、人のエネルギーがみなぎる「櫛田神社」から始まり、静かな雰囲気のただよう「承天禅寺」まで、なかなかよい散歩(いや、取材)コースでした。
なかなかの長時間に渡る取材で、取材チームの結束も強まりこの取材団をキャサリンは「ゴールドチーム」と名づけることにしました。
が!! ここでキャサリンから重大発表があります。
 
「本日をもって『ゴールドチーム』解散! 各自、自分が生き残ることを考えよ! 以上」
 
実は、デイジーとジャスミンは短い研修期間を終え、大きく羽ばたいていくことになったのです。
次回からは、キャサリンとカメラマンN氏で取材を敢行していきます。

寂しくなるの~。

《今回の取材経費(一人分)》
おみくじ  30円
やきもち 105円
計     135円