ぐるり100円の旅
皆さん、度々こんにちは。
お馴染み、街角ライターのキャサリンです。
今回、スポットを当てるのは、福岡きっての「お洒落エリア」、大名です。
いつまで経っても「大名」で迷子になるキャサリンですが、それもそのはず、ただでさえ入り組んだ路地なのに、その路地名がまた覚えにくい!
「鉄砲町通り」やら「紺屋町通り」やら、一体なぜこんな名前に? と思わずいきり立ってしまう名前ばかり。
今回は、その不思議な名前の由来について調べてきました。
もちろん、ナビゲーターは「中央区民」のカメラマンのN氏。
では、以下にご報告です♪
大名! 通り名の由来
N氏力作のマップ♪
上記マップ内、1~10までの番号がついた通りの名を順に紹介していきます。
A~Iまでのアルファべットは、写真撮影ポイントです。
1 明治通り
由来:道路の大部分が明治末期に整備されているので。
う~ん、実にシンプルな理由。ま、大体、想像はついてましたよね。
左にちらりと映るコンビニは、キャサリン御用達のショップ(笑)です
常に出勤で通るこの通り。朝は恐ろしく混んでいます
2 天神西通り
由来:天神の西側に位置する通りであるから。
名前の通りですねー! 恐ろしくヒネりがないです(笑)。でも、これくらいの方がキャサリンには分かりやすくていいかも。
取材が平日でよかった~
ここの通りはいつも混んでいますよね~。
土日になると、歩道から人が溢れ返らんばかりになっています。
キャサリンはこの通りがとっても苦手。
「だっていつも超混んでいるんだもの」
3 国体道路
ファンに呼び止められた国体道路。ちなみにサインは……求められてません
由来:昭和23年に、福岡市で開催された第3回国民体育大会に併せて整備されたことから。
この国体通りと西通りが交差するところに位置する「アップルストア」には、キャサリンが度々、出没します。
なんと、今回の取材中、そのアップルストア前で「キャサリン!」と呼び止められました!!
「まいぷれ」上では、後ろ姿しか露出してませんでしたが、ファンの方にはやっぱり分かるものなんですね~。
いつもお世話になっています!
ところで、この通りには、「まいぷれ」でお馴染みの
「花扇」さんがあるんですよー。
相変わらず、綺麗なディスプレイですね~。
4 大正通り
由来:道路の一部が大正時代に築造されたものであるから。
ここには、なにげに渋いお店が並んでいるんですよ。
いい味出してる「古書店」、「カレー店」など。ちょっとレトロな雰囲気です。
5 紺屋町東通り
左に写っているのがジョーキュウさんです
由来:紺屋町通りの東に位置する通りだから。
でしょうね!!
でも、どっちが東だか西だかワカンナイ~!? ことありますよね。
そんな方向音痴なあなた♪ キャサリンのように常に「方位磁針」を持ち歩きましょう。
キャサリンはこれで砂漠でもジャングルでも迷子知らずなんですよ。
そして、この通りに面して、まいぷれ掲載店の
「ジョーキュウ」さんがありました。
う~ん、お醤油のいい香り♪
ジョーキュウさんを正面から
大名のちょっとしたランドマークになっている石碑
6 大名紺屋町通り
由来:かつて、白布を紺色に染める染物職人が住んでいたとかいないとか。
いや、きっと住んでいたのでしょう、染物職人さんが。
全国各地にも、同じような地名がありますものね。
まるで、おのぼりさんの様にキョロキョロするキャサリン
いや、今さらですが、この通りはほんとにアツい!
古着店に民族雑貨店、老舗の餅屋がひしひしと並び、歩いていて本当に飽きません。
7 鉄砲町通り
由来:福岡藩の鉄砲組に関連した人が住んでいたためだとか。
射撃が得意なキャサリンは、最後にハンティングに行ったときのことを思い出して遠い目になっていました。(←さらりと打ち明けましたが、結構な過去!?)
この様な感じで「通り名の由来」が電柱に貼られています
8 東小姓通り
由来:小姓とは少年武士のこと。江戸時代に、小姓あるいはこれに関連する人が住んでいたため。
バッグ店、洋服店がすっきりと並ぶ通り。
土日はティーンで賑わいそうです。
9 西小姓町通り
由来:東小姓町通りと同じで、小姓または、これに関わる人が住んでいたことに由来すると考えられている。
この通りの、さらに裏路地にとっても面白そうな小道を発見しました!
「ここ、すごい面白い通りですねーー!」とアガるキャサリンに、「そうなんですよ」と、いつも通り冷静なN氏。
人気ガールズブランド店が並んでいます
この奥に、とっても興味深いお店が並んいます。ぜひ、足を運んでみてください
10 上人橋通り
由来:
江戸初期の話。
香正寺という寺に日延上人という囲碁の達人がおり、その上人は当時の福岡藩主・黒田公の囲碁の好敵手であったそう。
ある大雨の日、いつものように囲碁打ちのために日延上人が登城しようとすると、城と寺との間の川が増水していて上人は城に参上することが出来なかったとか。
このことを非常に残念に思った藩主の黒田公は、すぐに川に橋をかけさせたとのこと。
で! この橋が「上人橋」で、この橋の名がこの通りの名の由来になっているということです。
ちなみに、このとき増水した川は現在では埋め立てられており、それが「国体道路」だそうですよー。
いやー、興味深い話ですねー。
興味深い話ですけど、なんか、暇なんですね、お殿様。
囲碁のためだけに「橋」かけちゃいます? 民の税金ですよ? その橋の建設費用は。
晴れた日に碁打ちに来てもらえばいーじゃん! とキャサリンは思ったのでした。
ここから東に位置する今泉も面白いエリアですよね
由来がばっちり記されています
総評
「歴史のある町を生きているということが肌で実感できた取材でした」
なーんてね!!
そんな社会科見学的感想は表向きのものです♪
実際は、街歩きをひたすら楽しんだのでした。
実は、途中で買い食いなんかもしちゃってます(ウフ♪)
今回、たまたま「まいぷれ」読者の方から思わぬところでお声がけを頂きましたが、今後もキャサリンらしきライターを街角で見かけられたら、ぜひとも声をかけてくださいね。
ただし、買い食い中のキャサリンへのお声がけはご遠慮ください。
では、また!