ぐるり100円の旅
祝!「はやぶさ」帰還!科学って宇宙ってすばらしー!
2010/06/22
ひさびさの100円の旅でございます!
どうも!久しぶりの100円の旅にうきうきのふうです!
梅雨だし、あんまり遠くに出掛けて行って雨に降られるのなんかいやだー!と思っていたら、テレビで「はやぶさ」の事をみて超感動。
すごい!ロマンだ!
「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、7年ぶりに、太陽の周りを約5周する約60億キロの長旅を終えて地球に帰還ってすごすぎる!
やっぱり、まいぷれにもロマンですよ!ロ・マ・ン
ということで、宇宙へのロマン、科学の素晴らしさを伝えるべく(?)今回は福岡市少年科学文化会館へ行ってまいりました!
ラッキー!科学体験広場開催!体験たいけーん♪
福岡市立 少年科学文化会館
13時開催。たくさんの人が並んでいる
13時前に到着。
うわ!なんだこの人の多さは!すごい!
ズラリと並ぶ人ひとヒト。うわー、ちょっとなめてたわ。
学芸係指導主事 宮本正史さんに伺うと、「科学体験広場は毎月一度開催していますが、毎回たくさんの方が並ばれる大変人気のイベントなんですよ。今回は、福岡教育大学の学生さんも見学にいらしているので、いつにもまして多いですね。」とのこと。
福岡教育大学 理科教育講座 理科教育教室 准教授 坂本 憲明先生にお伺いしてみました。
「授業の一環でこちらに来ています。学生たちに”教育者の視点”で施設利用について実態を見学させています。どのようにこの施設が利用されているのか把握し、施設の展示内容に改善点がないかを学生に検討させるためにきています。」
とのことでした。
福岡教育大学の学生さんたちが体験学習を考え、さらに先生となって参加されたこともあるそうです。さすが、理科教育専攻。
福岡教育大学の3年生、小学校教育課程で理科を専攻している女子学生さんに話を伺ってみました。
「とても、参考になります。先生方の興味の引き方とか上手なんです。理科に限らず、総合学習の一環としても将来的に授業に取り入れていきたいと感じています。今回は、ドライアイスのように普段見たり触れたりしないものにすごく子供たちが興味を持ってみていて、感激しました。」
女子学生さん、りっぱだ。
いい先生になるんだよー!
では、さっそく体験しましょうか
値段はなんと、無料。
わー、やったー!
なぬ、・・・・参加要件は幼児・小学生・中学生・・・
自称中学生ということで・・・ってあまりに無理があるので、子供とともに参加することに。
今回は、
・ベンハムのコマ(白黒模様なのに色が付いて見える不思議なコマだよ!)
・不思議なコップ(いくら水を入れてもこぼれない!不思議なコップ!)
・回転磁石(不思議な動きをしながら磁石が回るよ!)
・ドライアイス実験(ー78℃の世界!冷た~い実験です!)
の、4種類。
各ブースには、指導してくださる先生方が数名いらっしゃり、指導ボランティアの方もいらっしゃいます。
さっそく席に座り、「よろしくお願いしまーす!」
「じゃあ、このストローをちょんちょんとこんな風に切ってみて。」
と、先生がやさしく指導してくれます。
「よくばったら中身がなくなる不思議なコップだよ~。」と、教えてくれます。
欲張りな私は、中身がなくなっちゃうかも?!
簡単な制作工程でマンツーマンで教えてくださり、あっという間に出来上がり。
出来上がったら、即実験!
「欲張ったらなくなるからね~。初めは半分ぐらい入れてごらん。」
変化なし。
たくさんいれると・・・・
おお!!
でてきたでてきた!
コップ内のすべての水がでてきた!
すごいー!たのしー!
「マジックにも使われるんだよ。」
と、先生。
あー、昔理科で習いましたよ。そういえば。
圧力のやつですよね。(←うろおぼえすぎだよ)
資料ももらったので確認してみると、「大気の圧力の働きでストローの一番上まで水が入るとサイフォンとして働き始め、水が流れ出す」そうです。
読み返しても、もうはるかかなた昔に習った理科。
意味がわかるようでわからない・・・・
でも、本当におもしろい!
次は、ベンハムのコマのコーナー
これは、資料によりますと「イギリスのベンハムという人が考案したコマです。こまの回転する速さや向き、照明、見る人によって見える色に違いがあります。」とのこと。
教えてくださった先生も「これはとっても難しい理論なのでなんでかなー。不思議だなー。と感じてくださるだけでOKです!」とのこと。
6つのコマが書かれていてどれか一つを選びます
丁寧に切り取ります
丁寧に手伝ってくれます
つまようじを接着し、回してみると・・・
見える!見えるよ色が!
なんで?!
何回も回してみましたが、違った色が見えるとこれまたすごく楽しい!
どんな色が見えるか何度も回してしまいます。
おおー、不思議だー!
残った台紙はくれました。うちに帰って他のコマも試してみよう!
次は、不思議な体験磁石を作ろう!のコーナーへ。
やさしい先生がここでも丁寧に指導してくださいます。
磁石にボンドでかわいいキラキラの飾りをつけます
磁石が落ちないように旗をとりつけます
針金に通した磁石は、上から下へ回転しながら落ちていきます。
なんで、すっと落ちなくて回転しながら落ちるの?
資料によりますと「針金と磁石の間に磁力による摩擦が生じ、滑り落ちるように回転しながら落ちる方がその摩擦が小さくなるためです。」
ん~~・・・なんのこっちゃ。
小学生の子供ともどもさっぱり訳がわかりませんでしたが、くるくるまわって落ちる磁石がおもしろい。
何度も何度もやっていました。
キラキラの飾りも可愛くて、おもちゃとしても完璧。
あ~、不思議だけど楽しい!
最後はドライアイス実験のコーナー。
人がとても多くて、少なくなるのをまっていました。
大人気のドライアイス実験。
1センチ四方くらいの小さなドライアイスを風船に
徐々に大きくなってきています
あっという間にこんなに大きく!
先生が、熱心に前に座っている子供たちにドライアイスの実験の説明をしています。
ビーカーの中へドライアイスをいれて、ぶくぶくぶく・・・
おおー!
でてきた!白い煙!
ドライアイスがどんなふうに使用されているのか、楽しくわかりやすく見せています。
楽しいな~!
4つの体験コーナーを順に回って、約40分。
一つのコーナー約10分。
早い子はもっと早く回ってしまうでしょう。
すべてにおいて、「楽しい!不思議!」のつまった体験広場です。
それがなんと無料!
すごいたのしいー!
毎月開催される内容が変わって本当に飽きません。
やさしい指導の先生方のおかげで原理原則がわからなくても楽しめます。
子供たちはあっちもこっちもと目をキラキラさせてブースに急いでいました。
ああ!もうすぐプラネタリウムの時間だ!
観覧料は高校生150円、一般の方は200円、その他の方は無料で整理券が必要です
そうです。
少年科学館といえばプラネタリウム。
うぉー!大好きなんですよねー!
子供を差し置いて、私一人でまったり見たい!
って、そんなことできるわけがないので、みんなで入ります。
中に入ると、幻想的な通路をとおります。
ブラックライトで白い洋服が青く光ります。
わははは、おもしろーい!
子供たちは、壁の惑星には目もくれず、一目散に会場に入ります。
投映時間は約50分
6月5日から8月30日まで「太陽系の旅人 ほうき星と流れ星」が投映されています。
美しい夏の星座を見ることができて、ほうき星の動き方を見ることができて大満足。
そして、お疲れのお父さんでしょうか、どこからか「zzz・・・zzz・・・」と軽いいびきが聞こえていました(笑)
さあ!2階から5階も盛りだくさんだ!
2階は楽しい科学展示ホール
いろいろな楽しい実験が手軽に楽しめるホールです。
3階はパネル展示などで福岡市中心部の変遷を紹介しています。
4階はふるさとの科学展示ホールです。
脊振の自然や気象データなど、内容盛りだくさんの自然科学のコーナーです。
顕微鏡をのぞいたり、鉱物を観察できたり、地震体験装置なんかもありますよ!
5階は生活の科学展示ホールです。
こちらには、鉄道模型やフライトシュミレータ、ドライビングシュミレータがあります。時間が決まっていますので確認していってみてくださいね。
そのほかには、テレビスタジオもあったりして、簡単な合成映像を体験できます。
ロボットもいて、本当にたっぷり遊べます。
今回初めて、科学体験広場を体験しました。
4つの実験を一度に体験できるとは知らず、お得感満載。
忘れていた「不思議」をたくさん体験できました。
そして、作ったものは持ち帰れます。すばらしー!
うちでは、コマを何度も何度も回す子供たち。「あ!緑が見えた!」「ピンクが見えた!」とはしゃいでいました。
そして、私は磁石のおもちゃで無心の状態を作っていました。
単調な動きが心を癒すんですよね~。あ~癒される~。
親子で楽しめて科学のいろいろなものを体験できる少年科学文化会館。
親は童心に戻れ、子供は科学の楽しさに触れることができますよ!
今回は、ちょっと知的な(?)100円の旅でした♪
<経費>
プラネタリウム 大人1人 200円
(西鉄福岡天神駅より徒歩で約20分なので、歩いて行きました♪)